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お題を使って綴ります
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山崎×ハジ。 いちゃいちゃ。 この関係を知る者は当人以外にいない。多分、相手も周りに伝えてはいないだろう。 こうやって隣で歩いていても、手を繋ぐには服装が邪魔をする職業だから。お互いに。 「寒くなりやしたねぇ」 「ホント」 恋人というものはこういう他愛のない言葉でも楽しめるらしい。楽しいか、と聞かれたら首肯する。楽しい。 でも、時々よくたまにいつも、叫びたくなることもある。 ざわめく江戸。 あとはホッカイロを買って終わり、それでも何か買いたくなるような呼び込みの平和な街。 俺はマヨネーズを振り回しながら、溜息を吐き出した。白と認識した瞬間から空気中へ溶けていく吐息が、気候を物語っている。 「はい?」 耳の聡いこの子に拾われない程に小さく小さく呟いた言葉は、確かに音声として伝わらなかったらしい。 「も、一度言って?」 擦れ違い、追い抜かれ、町人に紛れている手に職つけた俺たちは足を止めずに目を合わせる。 音声で伝わらなければ本当に伝わらないんだろうか。 長い睫毛に縁取られた新緑の目から真意は読み取れなくて、なんて油断できない人を相手取ってしまったんだろうと思う。 好きだなァと。 もう少し大きく言ったらさて、どうなるかしら。 Title:>select>visor BGM:Salyu『TERMINAL』 PR | カレンダー
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